【新型コロナウイルス】なぜ高校生以下だけが利用制限?

年代で立入禁止にする論拠は?

「小中学生の利用はご遠慮ください」
「高校生以下は利用できません」
公共施設を中心にそんな張り紙が目に付くようになった。

論拠が不明だ。
一番わからないのは、なぜ年齢によって区別するのか、という点。
小中学校の一斉休校も、イベント等の中止も、効果のほどはともかく理屈としては理解はできる。
だが、同じ施設への立ち入りを年代ごとに分ける理屈がまったく想像できない。

「一斉休校して、行くところがなくなった生徒たちが殺到して感染するのを防ぐため」

概ね、そういうお考えで利用制限をしているようだ。
なんとなくわかったような気もするが、やっぱりそれもおかしい。
ある意味では理屈が通るが、そんなことを規制する前にすることはある。

「お年寄りの命を守るため」

「不要不急の外出は控えましょう」というアナウンスはよくある。
それと同じように、年齢に関係なく「不要不急の施設利用はご遠慮ください」とすること。
今のところ、子どもの感染率が高いなどという情報はない。
むしろ老人や循環器系の疾患がある人のほうが重傷率は高いのだから、こういう人たちに重点的に注意喚起すべきだろう。
「子どもの安全を守るため」
ではなく、
「お年寄りの命を守るため」
としたほうが、小中高生に自発的な自重を促せる。
子どもだって馬鹿じゃない。

「大人は帰宅時の”お土産”に気をつけましょう」

それから、「働いている親の行動に制限を加えない」ことにも疑問がある。
一斉休校の要請があった次の瞬間、「満員電車は?」と 日本国中がツッコミをいれたはずだ。
満員電車に限らず、外で働くお父さん、お母さんの行動制限はしないのか。
ウィルスを持ち帰ってくる可能性は高いのでは?
「仕事しているのだからしかたないじゃないか」
そのとおりです。
だったら、外から帰ってきたお父さん、お母さんに手洗い、着替えを励行するようにキャンペーンしないと。
せっかくおうちで大人しくお勉強している子どもたちが、大人が持って帰った”お土産”で感染してしまう。
子どもに制限かける前に、大人の心がけを。